日本時間5月21日(現地20日)、オクラホマシティ・サンダーはミネソタ・ティンバーウルブズとプレイオフ・カンファレンス決勝第1戦をホームで戦い、114-88で勝利した。 サンダーはシェイ・ギルジャス・アレクサンダーが31点を記録。前半は調子が上がらなかったものの、後半だけで20点をマークした。「正直、特に(前後半で)マインドセットを変えたわけじゃない。ただアグレッシブであり続け、自分のやってきたことを信じようとした」と振り返っている。 サンダーのマーク・デイグノートHC(ヘッドコーチ)が、「前半のオフェンスが非常に悪かった」と振り返った通り、序盤は思うように得点が伸びず。それでも4点ビハインドで後半を迎えられたのは大きかった。その後サンダーは第3クォーターに10-0のランで66-60とリードを奪うと、これまであまり出番のなかったケンリッチ・ウィリアムズが連続してシュートを成功。さらにリードを広げた。 ウルブズはジュリアス・ランドルが28点を挙げたものの、後半はわずか8点にとどまっていた。プレイオフ平均26.5点を挙げていたアンソニー・エドワーズも、13本中5本しかシュートを決められず18点に抑えられている。 サンダーのディフェンスに苦戦したエドワーズは、「もっとシュートを打つ必要があった。13本しかシュートを打てなかった。ボールを持たずにプレイする、それが答えだと思う。ボールを持ってプレイすると相手はずっとダブルチームを仕掛けてくるからね。映像を見て分析し、解決策を見つけないと」と、次戦までに対策すると誓った。 ウルブズのクリス・フィンチHCは、「これは第1戦。彼らがホームで勝った、おめでとう。彼らは本当に良いプレイをしていた。そして2日後にはまた試合がある」と、相手を称えつつも次戦に向けて照準を合わせていた。 第2戦は再びサンダーの本拠地で23日(同22日)に行なわれる。